宝珠山〜松平山(五頭連峰縦走)
<個人山行> k-y
<日 時> 2019年9月1日(日)
<メンバー> 2名
<天 候> 曇り時々晴れ
< 山 > 宝珠山559m〜菱ヶ岳973.5m〜五頭山912.5m〜松平山953.9m
<時 間> 宝珠山登山口 5:15 ----- 城山 ----- 6:12 赤松山6:19 ----- 虚空蔵山 -----
7:17宝珠山7:35 ----- 8:50大蛇山9:09 ----- 9:35野須張9:50 ----- 10:55菱ヶ岳 11:17-----
12:55五頭山本峰 13:14 ---- 14:45松平山15:05 ----- 15:45山葵山16:02 -----
17:05松平山登山口(魚止めの滝入口)
今回もT氏と五頭連峰縦走にチャレンジしてきました。
安易にT氏の提案に乗って五頭連峰へ・・・車2台で新潟を出発。「魚止め滝」駐車場に1台留め置き、宝珠温泉「あかまつ荘」に回り
ここに駐車して宝珠山へ登ることにした。
赤松森林公園の入り口から登り始める。鉄塔から5分位で林道に出て横断し登山道に再び入る。なかなかの急登が続き城山跡を経て赤松山へ。
雑木林を登ると虚空蔵山さらに急坂を登る。急坂が続くのでつい「富士山よりキツイ」と弱音を吐いてしまった。
やっとの思いで宝珠山へ到着。コースタイム通りだが疲れた、まだ始まったばかりだが「後悔」が頭をよぎる。
宝珠山山頂に仙人地蔵が祀ってあった。その横にマムシが日向ぼっこをしていて思わず「ギャー」と喚いてしまった。
これから先、大蛇山・野須張までの山道でマムシに会うこと8回、アオダイショウに1回遭遇することになる。登る方はご注意あれ!
私が先頭を歩いたのでマムシに遭遇するたび、「ギャーギャー」喚いてしまった。T氏にはうるさかったであろう。
アップダウンを繰り返し高度を少しずつ上げてブナ林を通り大蛇山へ。ここで小休憩でお腹に軽く入れる。
山道は整備されていて歩き易いのだが、人が通っておらず蜘蛛の巣が張ってて顔に引っかかりる。
野須張には草刈り機が2台置いてあった。下草張りはここまでのようだ。ここから先の菱ヶ岳まではヤブの中を行くことになる。
ヤブの山道は初めての経験、背丈ほどの草・笹をこぎ分け進むことに。足元が見えず注意して50分位歩くブナの林の中はいく分
歩きやすい。ヤブからひよっと開けた菱ヶ岳山頂に出る。4人が休憩していた。私たちもここで休憩をとる。
すでに歩き始めて5時間30分が経過、やっと半分来た。T氏が4時30分か5時には「魚止め滝」につけるかな・・・
ここから五頭山までの山道は嘘のように綺麗だ。気持ちよくブナ林を行きたいところだが、私の体は悲鳴を上げている。
ロープが張ってある急登をのぼり。五頭本峰に行く道にでる。20分で本峰に到着。ここでコーヒータイム。疲れて動けない。
松平山から来たのであろう3人組が五頭へと通り過ぎていく。松平山まで1時間30分・・こちらも余り人が通らないようだ。
少しずつ高度を上げて松平山954mへ、黒い雲が立ち始めて不安を駆り立てる。後は下るだけだがダラダラと一向に高度が下がらない。
山葵山で一息入れる。ここからの下りが大変だとか。一気に高度を度下げていく。山葵山から下った所でサルの集団と遭遇する。
丁度夕食の時間だったようで、道に木の実の食い散らかした痕があった。クマのウンチも発見。
どんどん下って行く。急な下りなので慎重にここでこけたらもともこもない。気の抜けない下りが40分位続きロープの張ってある
危険箇所を通りやっと橋が見えてきた。「魚止め滝」を初めて見る。グリーンの滝つぼが目に飛び込んできて疲れが吹っ飛んだ。
19q歩き12時間が経とうとしていた。長い長い一日が終わった。連れて来てくれたT氏に感謝です。お疲れさまでした。
宝珠温泉 あかまつ荘側の赤松森林公園入口
赤松山
五泉市 奥に新津の山々が横たわる
唯一立木のない尾根道
宝珠山559m マムシが日向ぽっこをしてました
大蛇山 広場になっている
草刈り機が2台置いてあり、下草はここまでしか刈ってない ガスで視界不良
野須張から菱ヶ岳の山道は下草が刈られておらずヤブの中を進む
50分余りヤブとの闘いです。
奥に野須張からの山道出口があるのだがヤブで分かりにくい
菱ヶ岳→100分 松平山→110分 菱ヶ岳と五頭の出合
五頭本峰から松平山への山道
松平山953.9m 五頭山を望む(見晴らしが悪い)
へりをダラダラ歩いて行く
中々コードが下がらない。ブナ林が綺麗だ
”魚止めの滝” 手前で危険個所が続く
滝のエメラルドグリーンが疲れを忘れさせてくれた
魚止めの滝