立山〜大日三山

個人山行ku-ninn240

【日時】20171089日(日・祝)

【メンバー】

【天候】晴れ

【山域】北アルプス

【地形図】

【時間記録】
<10/8>室堂800 − 雄山920935 − 雷鳥沢1110 − 新室堂乗越1145 − 奥大日岳1325 − 七福園(中大日岳)1445 − 大日小屋1500 (大日岳往復)
<10/9>大日小屋545 − 大日平720755 − 称名登山口935


 正確にいうと立山から縦走したわけではなく、雄山に登ってから雷鳥沢に一旦下り、新室堂乗越に登り返して大日岳に向かった。当初は称名登山口から奥大日岳往復を考えていたが、朝7時まで登山口まで入れず、なんとなくもったいない気がしたし、標高2400mの立山から入ったほうが楽に決まっている。

 立山は久しぶり過ぎて、初めての山のようだ。それにしても人が多く、これでもか!というくらいに人がわき出してくる。人をかき分けて立った山頂からの展望は素晴らしかった。黒部川をはさんで連なっている後立山連峰。立山から薬師岳、黒部五郎岳につながる稜線、黒部源流の山々の奥に槍ヶ岳がすっくりとそびえ立っていた。

 一の越山荘から雷鳥沢に直接下るルートに入ったとたんに静かな山歩きとなる。たくさんのテントが張られている雷鳥沢キャンプ場を過ぎ新室堂乗越に登り返すと、剱岳が目の前に大きく現れた。剱岳は当会のエキスパートsueさんが登った(横切った?)山で、峻険そう、ではない峻険な岩峰だ。この縦走路は正に剱岳展望コースで、いつもどこでも剱岳。見晴らしの良い、たおやかな稜線歩きが続く。そして、振り返れば立山が遠くなっていく。中大日岳のピークは分からず大日小屋に着いた。

 翌日は明るくなるとすぐに下山にかかり、薬師岳を目に前に望む大日平で大休止、朝食とした。立山を離れれば登山者も少なくなる。それでも人の気配は感じられる適度な静けさだ。天気は秋晴れ。雄大な北アルプスの中で贅沢な山歩きを楽しんだ……称名登山口に着いたとたん雑踏の中に入り、立山駅周辺の駐車場のあふれんばかりの車の数に驚いた。さすがは立山である。


<雄山からの大日連山>


<雄山山頂>


<雄山からの大汝山と後立山連峰>


<黒部源流山々。奥に槍ヶ岳が見える>


<新室堂乗越からの奥大日岳>


<剱岳>


<「クゥ〜〜」と鳴きながら通り過ぎた雷鳥。4羽家族だった>


<立山を振り返る>


<奥大日岳山頂と剱岳>


<剱岳、どアップ>


<中大日岳>


<大日小屋と大日岳>


<大日岳と剱岳>


<大日平からの薬師岳>


<大日平>