白太郎山
会山行(親睦登山)
【日時】2017年2月26日(日)
【メンバー】
山スキー:TM、Yo
テレマーク:TA、M
スノーシュー、わかん:会長、Y夫妻、I、OG
N潟山岳会
山スキー:N口、Zaki、K通、y子さん
【天候】 小雪/晴れ/曇り
【山域】 朝日連峰
【地形図】 徳網
【時間】 徳網(標高320m)8:56 − 山頂10:55 <休憩> 12:48 − 徳網13:38
今週の会山行はN潟山岳会との親睦登山となりました。向かう先は昨年の親睦登山と同じ朝日連峰の前衛、白太郎山です。
集合場所では、早朝というのにさっぱり寒くありません。今日も新雪滑降は難しそうです。更に、小国を過ぎるとみぞれ混じりの雨っぽい雪が降っています。やる気がそがれます。
取り付きに駐車して支度をしている間も小雪が降り続いています。空を見上げれば、雲が北から素早く流れていきます。途中敗退もやむなしの気分で出発しました。
取付きから杉林までは、ちょっと急ですが、今日は湿った雪が15cmくらい積もっていて登りやすくなっていました。先頭のMが切ったトレースをN潟山岳会の山スキー初心者も余裕でついていきます。
杉林を抜けると、昨日つけられたお絵かきの跡がたくさんあります。
なんと、そうこうしているうちに雲が切れて青空がのぞいてきました。暑いです。汗が吹き出します。
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途中から昨日のトレースに乗って登ります。とうとう先頭のMが脱落し、ジャケットを脱ぎました。私とTAは構わずぐんぐん登ります。汗が吹き出します。いつも休憩する少し緩くなる杉林のへりのところで休もうとしましたが、TAは目もくれず登り続けようとします。元気すぎます。汗が吹き出します。
昨日のトレースは776m標高点に向かっていたので、Mがそこを巻くようにトレースから離れて、776m標高点北西側の鞍部に出ます。
ブナの目立つ緩やかな尾根を登っていくと、昨日山中で泊まったY沢山岳会の方たちとスライドします。彼らは標高850m付近の尾根の合わさるところで泊まったようです。
いつもは風による段差が目立つ尾根ですが、このところ風が弱かったのでしょう、割と平坦で登りやすくなっています。
振り向くと徳網山が真っ白の三角となって眼下になっています。山頂が近いです。近いですが体力の限界も近いです。汗が噴き出ます。
ようやく山頂です。雪庇が張り出していますので、あんまり先には行けません。残念ながら祝瓶山の山頂は雲に隠れています。朝日連峰も隠れています。富士山も隠れています。
素早く山頂下の雪庇の陰に懇親会場を設営します。会長からの厳命により汗と泪とともに担ぎ上げた悠峰山の会8人テントフライはどうやら必要なかったようです。
悠峰山の会とN潟山岳会の懇親を大いに深め、山スキーが初めてという新人さんが「酒は強い!」という情報を得たところで下山です。
尾根を乗り換える標高850m付近までは雪も軽く、最高です!
そこからは、さすがに雪は重くなり、先行者のトレース跡がたくさんあって滑りにくいですが、十分楽しめます。1月の百石山の雪に比べたら天国です。アルペンターンがきれいに決まります。
適当な斜度の広い雑木林を思い思いに滑り(転び?)降り、杉林を抜けると最後の急斜面で終わりです。
天気は当然のように風雪を覚悟していましたが、なんと青空の元N潟山岳会とも懇親を深めることができ、大いに満足な山行でした。山スキー新人も山スキーが好きになってくれたことでしょう。