月山(1984m)
個人山行 MS
平成28年7月24日(日)晴れ 同行者F
久しぶりに日曜日が丸ごと空いたので、急遽300名山男Fを誘い、月山に行くことにしました。4回目の月山です。
Fはあと8座で300名山をコンプリートするという仙人みたいな男。彼が一緒にいればどの山でも怖いことはないという頼れる男でもあります。
朝5時に出発し、登山開始は9時となりました。広大な駐車場に観光バスが連なるという、もう登山の対象の山と言うよりは完全な観光地です。
キンコウカなどが咲く弥陀ヶ原という草原を歩いて行きます。
湿地も多く、山頂の尾瀬という趣です。
ハクサンイチゲ、キンコウカ、ミヤマリンドウ、ニッコウキスゲと、1枚1枚撮っていたら頂上につけないのではと心配になるくらいのお花畑が続きます。
ようやく中間地点の仏生池小屋に到着しました。写真のお地蔵様はちょっとリアルすぎです。
小屋からしばらく登るとトウヤクリンドウが咲いていましたが、この周りの山には咲いていないので、その昔、修験者が植えたのではないかとも言われています。角田山でも誰かが植えたシラネアオイやエビネなどが咲いていることを鑑みると、月山には、ちょっと怪しい分布です。
頂上直下は残雪の登りとなりました。ヒナザクラがそこら中に咲いていました。
先ずは三角点のある頂上へ行きました。
月山神社は撮影禁止だったので建ち並ぶ宿坊のような建物を撮りました。登山客の半分くらいは白装束で、信仰の山と言うことが前面に押し出されていました。
帰りは羽黒神社に寄りました。階段が長いと言うことでしたが、どうせ神社の境内だと舐めてかかったところ、これが大間違い。1時間近くかかり、汗まみれになって漸く頂上に着きました。
余りに疲れたので、入り口に建っていた五重塔を見るだけで良かったかなあと思ってしまいました。