二王子岳（高知山〜二王子岳）

個人山行　ＴＡ
【日時】201６年３月４日金（日帰り）
【メンバー】単独
【天候】晴れ
【山域】飯豊連峰前衛
【地形図】二王子岳・上赤谷
【時間記録】南俣５：３０〜尾根取付き７：１５〜高知山９：２０〜場割峰１１：００〜七滝沢二股〜二王子岳頂上１３：００〜南俣１５：２０

今年は寒暖の差が激しいので雪と雨の降り方に注意してベストコンデションを待っていた。今日の金曜か明日の土曜と考えていたが気温の上昇が少ない金曜に行く事にした。

薄暗い中、南俣川にそった羽津林道をスキーで歩き出す。雪は予想以上に多くかつ良く締まっており歩きやすかった。最初の関門は尾根の取付きの急登であるが雪が多く滑らかで段差も無くシールの効きもよく順調に高知山まで上ることが出来た。今日は春のかすみでやや白っぽいが南俣川の谷をはさんで二王子岳の夏道の尾根と頂上から続く二本木山が見える。ここで防風衣をはおり場割峰へ向かう所々吹き溜まりのラッセルがあったが景色を楽しみながらの稜線漫歩であった。

場割峰でシールをはずし七滝沢二股へ滑降する。二股でスキーにシールをはりなおし大休止したのち二王子と二本木の鞍部をめざす。七滝沢の源頭は風も無く日差しが暑く右岸の急斜面よりスノーボールが落ちてきた、また風成雪による大きなくぼみ多数ありその上シールに雪が付着して歩くのに手間取ってしまった。鞍部に上ると風が強く防風衣をはおり銀屏風の飯豊連峰を見ながら頂上へ向かう。帰路、一王子から下はぐさぐさの悪雪で大変疲れたまた南俣への林道も一箇所雪が切れこちらは雪解けが早いと感じた。

高知山稜線近くの大きい岩この付近は風の通り道で登りにくい

高知山と鳥居峠の間にあるピーク、撮影スポット

鳥居峠付近より二王子と二本木山

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高知山から歩いてきた稜線

場割峰より二本木山、下の方が七滝沢の源頭部