平標山(火打峠〜ヤカイ沢コース)

会山行 sue
【日時】 201538

【天候】 小雪のち曇り
【メンバー】スノーシュー2、スキー2
【山域】 谷川連峰
【地形図】 三国峠、土樽
【時間記録】 火打峠07:50 平標山頂11:00 樹林帯1640m付近11:3512:30 −火打峠13:35


目を覚ますと雨が降っている。こんなはずではない今日は曇りのはずだと思いつつしぶしぶ家を出る。塩沢石打SAで新潟隊と合流する。まだ小雨が降り続いて、士気が上がらない。芝原峠を越えると雨が雪に変わった。湿った雪だが、雨よりはましだ。

火打峠の駐車帯はパッとしない天気にもかかわらず、いつもの週末のように関東方面の車でほぼ満車状態だった。

すぐに準備をして小雪の中を出発する。湿った重い新雪が20p位積もっているが、すでに多くの先行者がいてラッセルはない。ヤカイ沢をつめて行っても、ガスがかかっていて平標山頂方面は見えない。


ヤカイ沢の右端を詰めて急斜面を登り稜線に出ると少し風が出てきた。クラストした雪の上に新雪がのっていてスキーのシールが効かない。スキーを担ぐが足元がもぐって歩きにくい。スキーアイゼンを付けるがそれでもやっぱり歩きにくい。



スノーシュー隊はさっさと先に行ってしまった。スキー隊がやっと山の家に続く尾根の合流点まで達した時には、スノーシューのA会長は早くも下山してきた。みんなで登頂証拠写真を撮ろうと言って、A会長にはもう一度山頂まで行ってもらう。山頂は風が強いうえに平標山自慢の360°の展望も効かない。風のない樹林帯で大休止にすることとして写真を撮ってすぐに下るが、ガスの中続々と登山者が登ってくる。さすが人気の山だ。



樹林帯に入るとぴたりと風がなくなる。気温も低くない。風よけを作る必要もなくのんびりお昼の大休止となる。

樹林帯から上はクラストした雪面の上に風で締まった新雪がのっていて、スキーでは滑りにくい状態だったが、樹林帯では重く湿った雪ながらまずまずの滑降が楽しめた。スノーシューも歩きやすかったようで、休憩場所から1時間程度で登山口に到着した。



下山が早かったため、日帰り温泉もまだ混雑していなかった。しかし、くやしいことに温泉を出たころには青空が広がり始めているのであった。