浅 草 岳
個人山行ku-ninn180
【日時】2014年6月22日(日)
【メンバー】
【天候】雨→曇り
【山域】会越国境
【地形図】
【時間記録】只見駅5:30 = 田子倉登山口6:38 − 剣ヶ峰8:15 − 浅草岳山頂9:35 − 沼ノ平分岐12:10 − 山神杉13:05 − 入叶津登山口14:10 = 只見駅14:30
浅草岳の山開きに参加しました。只見駅で集合。田子倉登山口まで送ってもらい、入叶津口に下山、そこから駅まで乗り合いタクシー(1人600円)で戻ります。バッチももらえるし、おいしい山行です。
<田子倉口登山口>
天気はあいにくの雨模様。ですが、どんどんと人が集まります。神主さんの神事の後、出発しました。最初は大勢の人たちと登っていきますが、だんだんと人はばらけ、剣ヶ峰あたりでは静かな山となりました。
<剣ヶ峰付近からの浅草岳>
このあたりからガスの上に出て視界が広がり、田子倉湖や鬼ヶ面方面も見えるようになりました。常緑に近くなった木々の葉が雨に濡れてきれいです。ヒメサユリやゴゼンタチバナアカモノなど、花々も咲いています。山も夏の風情になっていました。
<鬼ヶ面>
<田子倉湖>
山頂には十数人の人が休んでいました。本当に久しぶりの山頂です。雲で遠くの山は見えませんが、雨が止んでくれただけで良しとしましょう。続々と登山者が登ってくるので、すぐに山頂を後にしました。
<浅草岳山頂>
<湿原>
入叶津コースを下りると、湿原が広がっています。ここはまだ雪が消えたばかり。青々とした夏の景色が広がるのはもう少し先です。といっても、よく見ると、サンカヨウやシラネアオイなどの花が咲き始めていました。湿原の下部にあった避難小屋は雪害で取り壊されていました。
<ブナ林>
只見町は「ユネスコエコパーク」に認定されたということです。豊かな自然を保護・保全しつつ、それらを持続可能な形で利活用し、社会経済の発展を図る=人間社会と自然環境の共生を実践するモデル地域として認められました。
<山杉神>
入叶津コースは素晴らしいブナの原生林が広がります。急斜面はなく、うっそうとした森の中を延々と歩く、といった感じです。雨も上がり、快適に下ります。登山道脇にはブナの赤ちゃんがニョキニョキ顔を出しています。
<入叶津登山口>
祠のある山杉神からは登山口はすぐそこです。入叶津登山口には冷たい麦茶、甘酒のおもてなしがありました。天気はイマイチでしたが、ブナのうっそうとした林、雨で洗われた緑、高山植物……。人もあまり気にならず、静かな山を楽しむことができました。
<ブナの新芽>
<ヒメサユリ>
<アカモノ>
<ゴゼンタチバナ>
<ツバメオモト>
<シラネアオイ>
<サンカヨウ>
<ナラタケ>