飯 豊 山
会山行
waku.waku.
【日時】2011年6月18・19日(土・日)
【メンバー】5人(19日+1人デラシネさん) 【天候】18日 曇りのち小雨 19日 曇りのち快晴 【山域】飯豊本山
【地形図】「岩倉」「飯豊山」「大日岳」
【時間記録】
1日目
新潟発 6:00 大日杉小屋 駐車場 8:15−8:25 御田(おた)9:25−9:35 休憩10:35−10:55 地蔵岳11:30 目洗清水 12:25 御坪13:25 切合避難小屋14:55
2日目
起床4:00 切合避難小屋6:00 飯豊本山7::30−8::25 切合避難小屋9:35 目洗清水11:00 地蔵岳12:10−13:30(昼食) 大日杉小屋 駐車場15:20
不安と期待で参加表明がなかなかできなかったが、例会で参加を決定。その夜はワクワクとドキドキで(16日)不眠。
1日目
地蔵岳までの登りを何とか辛抱すればという思いでひたすら歩く。無風状態。額からポタリ・・ポタリ・・・そのうちポタ、ポタ、ポタと流れ落ちる。我慢、我慢、ガンバ、ガンバ、・・・・と思いつつ。Aリーダーゆっくりゆっくり登ってくださる。時折、さわやかな風。登山開始、Yママさんワラビ発見。採りたそうでしたが・・・・。「アカモノ」「コウジオウレン」「ノリウツギ」「ムラサキヤシオ」「イワカガミ」「カタクリ」「え、まだ春」という感じ。なんともほんわか。
G女史は一番後から、いつのまにか沢に下り、今晩の食料ウドを調達。私はといえばとにかく遅れないように、お腹を空かせないように、バテないようにと行動食を食べまくる。
3時間弱で地蔵岳。ホット一息。ここからは御坪までは比較的まったり。本山と大日岳を仰ぎつつ。また飯豊に来れるとは。「うれしい」
「ヒメサユリ」が・・・。またもや光兎山と同様カラブリ。もう少しという蕾もありましたが残念。ところがシラネアオイは大ホームラン。至るところに群生。みなさんパチパチと撮りまくっていました。「マンサク」「ハクサンイチゲ」「ヨツバシオガマ」「マイズルソウ」「オノエラン」etc。たくさんたくさんの花に会いましたよ。感激。
御坪を過ぎたあたりから雨がポツポツ。雨具をつける。雪渓を登り切合避難小屋へ。切合避難小屋のすぐ下に水場あり。今晩の水とビールを冷やす雪を調達。トイレもあります。
小屋には先客あり。なんと元デラシネさんご夫妻が。Yママさん、G女史なつかしそうに話しておりました。その後東京から1人で運転し登ってこられた女性。3組のパーティでした。
ディナーは海草サラダ、イカの一夜干し(G女史手作り)、えのき・玉ねぎ・ベーコン・コシアブラ入りトマトスープ、玉ねぎとワクイ肉屋のおいしいモツの油いため及びハツの焼肉、現地調達したウドとコシアブラ(たくさんありました)の油いため、ご飯(上手に炊けました。A会長とY氏のお手柄)、+アルコール+アルコール・・・・・・・。料理長はG女史で超豪華な夕食でとてもおいしかったです。(私は見習いです。)
2日目
4時起床。ご来光。無事飯豊本山に登れますようにと祈る。
昨日の残りご飯でG女史が手際よくチャーハン(ベーコン・玉ねぎ・コシアブラ・卵・塩・胡椒)を作ってくださる。トマトスープ(夕食の残り)、コーヒー、朝食もとてもおいしかったです。みごと夕食の残りを調理し食べ切る。
雪渓を上る。草履塚で本山、大日岳を仰ぎ見。御秘所で肝を冷やし、29年ぶりに本山登頂。目がうるうる。途中たくさんのお花がお出迎。山頂は大パノラマ。
「イワウメ」「ハクサンイチゲ」「ミヤマノリンドウ」「アオノツガザクラ」。「ミヤマダイコンソウ」と「シナノキンバイ」と「ミヤマキンポウゲ」区別つかず。
「ヒメウスユキソウ」「チングルマ」「シラネアオイ」etc。お花のオンパレード。
Yママさんのデジカメは大日岳をバックに、北股岳・門内岳をバック(写真の題名「地図を見る女」と名づける)に、東北の山々をバックにと大活躍でした。
お泊り山行初体験のY氏は胸いっぱいという感じで静かに写真を撮っていました。下山は、お日様テッカテッカ。小屋から地蔵岳までAリーダーはノンストップ。今日はついていけませんでした。
私たちは(Yママさんはずーと先)ひたすら地蔵岳をめざし2時間程がんばりましたがまだまだ地蔵岳は遠かった。新人訓練かと思いました。G女史の「休憩しましょう」の一声に救われました。雪渓を走る風(Aリーダーの文言。ステキナなフレーズですね。)に救われスポーツドリンクがおいしかったです。
途中、目洗清水手前で、デラシネのH女史と合流。日帰りのリュックと思えないほどの荷物。ビールの差し入れ。本当に本当にありがとうございます。
H女史は力あまり?先へ進む。(H女史は地蔵岳までノンストップとのこと。唖然!!・・・)
暑かったー、長かったー、疲れたー。12:10 地蔵岳。H女史を待ち、到着後乾杯。「つめたーい。おいしーい。最高。」、コーン、コシアブラ入りラーメンをG女史作ってくださる。「おいしかったー。」
13:30下山。途中長之助清水(ここの水は最高と地元の登山者。でもAリーダー曰く「少ししか出ていなかった」とのこと)で休憩し15:20無事下山。
お疲れ様でした。「ゆーむ」で汗を流し帰宅。
(余談、月曜日、強烈な筋肉痛に襲われる。私だけですね。きっと。)数十年ぶり?の飯豊本山、大満足でした。
ヒメサユリ
イワウメ
オヤマノエンドウ
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ2
シラネアオイ
飯豊山頂
ミヤマキンバイ
ミヤマダイコンソウ
草履塚(左)と飯豊本山(中央)