竹ノ倉山

個人山行  OZA1
【日時】 2007年1月3日(水)
【メンバー】 4人
【天候】 曇り/晴れ
【山域】 鹿瀬
【コース】 水沢より

【地形図 2.5万】 日出谷
コースタイム】 
 浄水場前駐車地点発 9:45 – 293mピーク10::30 – 竹ノ倉山頂着 12:00 
竹ノ倉山頂発– 14::25 – 浄水場前駐車地点着 15:40


阿賀町の麒麟山公園の駐車場に8時15分に着き、他の人を待つ。9時集合の予定がちょっと早く着きすぎた。今日は山行終了後、郡山の妻の実家に行く予定の為、ここで待ち合わせとした。8時30分頃、用事があって参加できないとのことだった悠峰のYAさんが急遽行ける事になったと電話が入った。これから家を出るので先に登っていてくれという。心強い味方を得て、竹ノ倉山攻略はこれで確実に思えた。初めての山はいつもワクワクする。登山道の無い山となるとなおさらだ。二万五千分の一の地図を眺めては地形をイメージする。(実際はよく解かっていないのだが)

9時を過ぎてやっとTとFが到着し、俺の車に乗り換える。そのまま鹿瀬を通り水沢の集落入り口にくるとYAさんがいた。もたもたしている間に追い越されていたようだ。挨拶をすませ部落内に入り、浄水場の前に互いの車を止める。

支度をすませ出発する。最初の谷状の場所から、適当に上り始める。地形図などすでに忘れていて、野生?の感で登っていく。途中林道を横切り、適当に又、強引に登っていくと山頂方向に向かう尾根に出た。周囲はガスがたち込め、展望が効かないが、尾根筋に高い方に向かえばよいのだろう。やや方向が安定してきた。

しばらく行くと地図上の293mピークだが、ここは樹林の中で展望はまるでない。

竹ノ倉山をGPSで方向と距離を確認すると北北東方面に約1km(直線)と出ている。さらに歩を進めていると次第にガスが薄れ始め、うわぁー出た!という感じで竹ノ倉山が姿を現した。



<ガスが解け樹間から竹ノ倉山が姿を現す>

雪もだんだん深くなり、歩きにくくなったので途中F以外はワカンを装着する。Fはワカンをもってはいるが、ツボ足でがんばるようだ。上部は遠くから見た通り急登となり、枝につかまりながら登る。標高はあまり高くないのだが、思ったよりきつい山だ。

やっと山頂部に着くが標識などない為、どこが山頂かわからない。山頂と思われるところは薮枝が多く出ていたので手前の盛り上がった場所にテントをはる。

周囲に目をやると棒掛山方面は樹木で見えないが東の大段山や更に向こうの飯豊山の景色がすばらしい。登ってきた方向には兎ケ倉山が尖ったピークを見せていて、次はあそこかと思わせる。この辺りはマイナーだが、なかなか個性的な山が多く好きな山域のひとつだ。



<ツボ足でトップを行くF>           <山頂にて>

腹もへったのでお待ちかねの昼食タイムとする。車の運転でないTは正月だからと酒パックも飛び出す。楽しい昼食会はあっと言う間に2時間を越えた。いつまでもこうしていたいがそろそろ降りる時間だ。今日は天気もよく良かったなと思いながら帰る支度をする。


<竹ノ倉山頂直下から棒掛山>


下りは登ってきたところの足跡を辿り降りるだけなので道迷いの心配もない。快調に下り、1時間15分で車を止めてあるところについた。帰りは鹿瀬温泉の赤湯に入り、今年最初の山行はとても気分のよいものとなった。今年もよい年でありますように!

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