南アルプスを歩こう⑩
広河原~北岳~大井川源流~熊の平小屋~両俣小屋~北沢峠
個人山行 ku-ninn282
【日 時】2025年8月30日~9月1日(土~月)
【山 域】南アルプス
【時間記録】
<8/30>晴れ→曇り 戸台パーク = 伊那市駅 = 甲府駅 = 広河原12:05 - 白根御池小屋14:35
<8/31>晴れ→曇り 御池小屋4:40 - 肩の小屋7:05 - 北岳7:55 - 北岳山荘9:10
間ノ岳11:25 - 大井川源流13:35 - 熊の平小屋15:30
<9/1>晴れ 熊の平小屋3:20 - 三峰岳5:20 - 野呂川越7:50 - 両俣小屋8:25 - 北沢峠12:25
今回は北沢峠が下山口なので、戸台パークが始発点。土曜日だけ運行している早朝のモーニングライナーで伊那市駅へ。伊那市駅から中央本線で甲府駅に行き、バスで広河原に入った。
北岳は2年ぶりとなる(ku-ninn272)。天気は晴れ。中途半端な時間のせいか、行き交う登山者も少なく感じる。
樹林帯の中の登山道。第1、第2ベンチと過ぎ、トラバース道になると御池小屋も近かった。十分早いうちに着き、ゆっくりとした時間を過ごすことができた。
2日目は暗いうちに歩き出す。草スベリの急登は道がしっかりしているので歩きやすく感じる。
小太郎尾根分岐で主稜線に出ると、甲斐駒ヶ岳と仙丈岳が目の前に現れた。甲斐駒の手前に見えるのが、昨年登ったアサヨ峰だ(ku-ninn279)。天気は快晴。展望を楽しみながら登っていく。
北岳山頂からも素晴らしい展望が広がっていた。ここ数年で歩いた南アルプスの山々がすべて見渡せた。
北岳山荘まで下ってくると雲が湧き始める。中白根山を越えて間ノ岳に着くころには高い山々は雲に覆われてしまい、間ノ岳からの展望は得られなかった。
ここから熊の平小屋までは遠回りをして、大井川源流を通る水平道経由で行く。大井川の源流域はとても好きな場所。連なる山々の最奥に静かに流れ出る沢水は変わらずキラキラと輝いていた。
ぼんやりしていると、200メートルくらい離れていただろうか。はい松がユッサユッサと揺れ始め、そのウェーブが真上に向かっている。動物?と思ったら、熊だった。体長1メートルくらいだっただろうか。後で熊ノ平小屋の小屋番さんに聞いたら、野呂川上流を縄張りにしている熊だろうとのこと。私たち人間が熊の生息域に入っている。静かにそそくさと源流域を離れた。
熊の平小屋の小屋番さんはもちろん笑顔で迎えてくれた。小屋番さん、今年で辞められるとのこと。この2年間、小屋の雰囲気と彼女の笑顔に魅かれて通ったようなもの。何かやりたいことがあるとも言っていた。残念だけれど、若い彼女のこれからにエールを贈りたい。夜はもちろんカレーライスをおいしくいただいた。
3日目は真夜中?から歩き出し、三峰岳で夜明けを迎えた。このコースは昨年も通っている(ku-ninn277)。
三峰岳直下はザレ場の急斜面だが、樹林帯に入ると、アップダウンを繰り返しながら下っていく。展望は得られないが、美しい針葉樹林帯が続いている。野呂川越からは急斜面を下り、両俣小屋に着いた。
コータイム的にはここで約半分。ここからは川原歩きが少しで、あとは長い林道歩き。ただひたすら歩き、北沢峠に戻った。
01「白根御池のキャンプ場」
02「小太郎尾根分岐からの甲斐駒ヶ岳。手前がアサヨ峰」
03「北岳山頂。左奥が仙丈岳」
04「北岳山荘と間ノ岳」
05「北岳山荘キャンプ場から見た北岳」
06「中白根山から見た間ノ岳」
07「中白根山を振り返る。右奥は北岳」
08「間ノ岳山頂」
09「水平道」
10「熊の平小屋の小屋番さん」
11「三峰岳の夜明け。塩見岳からの仙塩尾根。奥は荒川三山」
12「三峰岳直下の仙塩尾根」
13「両俣小屋」