南アルプスを歩こう⑨
三伏峠~塩見岳~(仙塩尾根)~大井沢源流~農鳥岳~大門沢
個人山行 ku-ninn281
【日 時】2025年8月16~19日(土~火)
【山 域】南アルプス
【時間記録】
<8/16>曇り 上諏訪駅 = 伊那大島駅 = 鳥倉登山口14:00 - 三伏峠小屋16:45
<8/17>曇り→晴れ 三伏峠小屋4:55 - 塩見小屋7:30 - 塩見岳9:00~9:35 - 北荒川岳11:35 -
新蛇抜山13:00 - 安倍荒倉山14:20 - 熊の平小屋14:50
<8/18>晴れ 熊の平小屋4:55 - 大井川源流6:20 - 農鳥小屋8:00 - 農鳥岳11:00 -
大門沢下降点11:40~12:30 - 大門沢小屋14:55
<8/19>晴れ 大門沢小屋5:00 - 第一発電所8:00 = 広河原 = 甲府駅 = 上諏訪駅
大井沢の源流をぐるりと歩いた。
始点は上諏訪駅。中央本線で伊那大島駅に向かい、バスで鳥倉登山口に入った。雨が降ったらしくどこか湿っぽい登山道を歩いていく。お盆休みも終わりのせいか、行き交う人も少なく、三伏峠のテン場もどこか閑散としていた。
2日目は歩き始めはガスの中。塩見岳までは500メートルほどの登りとなる。塩見小屋まではアップダウンが多い樹林帯の中の道だが、小屋から山頂は岩稜帯の急登となる。山々のガスはなかなか晴れてくれず、塩見岳山頂での展望は得られなく残念。
山頂を後にし、北俣岳分岐を過ぎると仙塩尾根となる。稜線直下のザレた急斜面ははい松帯にトラバース道が付けられている。下り切り、ダケカンバの草原を過ぎると北荒川岳の山頂だ。大好きな山頂。ここから見る塩見岳は圧巻の眺めだが、ガスはすっきりと晴れてくれない。
塩見岳と北荒川岳の標高差は約400メートル。ここまで下ると、あとはアップダウンを繰り返しながら熊の平小屋まで行くことになる。樹林帯の中の短調な道が続く中、展望が開けると、縦走のごほうびをもらったみたいでうれしい。
今年は「ヘビ年」なので、縦走路から少し外れている(といっても数分だが)新蛇抜山にも立ち寄った。晴れていればここからも最高の展望が得られるのだろう。
熊の平小屋の小屋番さんは私のことを覚えていてくれていた。「常連さん」と言われて、ちょっぴりうれしい。もちろん、カレーと炊き立てご飯の夕食をお願いする。
この日の宿泊者は5人。テン場ではテント泊の女性ソロの方と山の話で盛り上がる。私と同じルートで塩見岳から入り、明日は北岳を越えるとのこと。頼もしい。
3日目は快晴の朝を迎えた。まずは三国平から大井川源流を目指す。陽が入りきらない朝。すべてが止まっているように感じる中、流れる水の音だけが時を刻んでいるよう。静寂に満ちていた。ここで女性ソロの方と合流。水平道をご一緒させていただいた。
農鳥小屋から200メートルの登りで西農鳥岳、そして農鳥岳山頂に立った。昨日歩いた仙塩尾根がすべて見渡せる。大パノラマを楽しむことができた。
大門沢下降点から大門沢小屋まで一気に1100メートルの下りとなる。昨年登っているが、つらかっただけで何も覚えていない。最初はザレ場の急斜面。大井沢を見渡せるところまで下ると道は歩きやすくなり、大門沢小屋に着いた。
1年ぶりの大門沢小屋。この日の宿泊者は8人。山の話で大いに盛り上がった。
4日目はバスの時間が気になり、明るくなると歩き始めた。いくつかの丸太橋や渡渉を繰り返しながら下っていく。発電所の取水口まで下れば登山口までは近く、あとは林道を歩きとなる。
第一発電所からバスで広河原へ。ここで水平道をご一緒した女性ソロの方と再会する。昨日は北岳山荘のテン場に泊まり、今朝早くに下りてきたそう。早い…。
広河原からバスを乗り継ぎ甲府駅に、そして甲府駅から「あずさ」に乗って上諏訪駅へと戻った。お盆休みを少し外した今回の山行。静かな山歩きを楽しめた。
01「塩見西峰から東峰を見る」
02「ダケカンバの草原からの北荒川岳」
03「仙塩尾根途中から見えた間ノ岳と農鳥岳」
04「新蛇抜山山頂」
05「安倍荒倉岳山頂。展望はない」
06「朝の大井川源流。塩見岳を見る」
07「大井川源流の碑」
08「農鳥小屋からの間ノ岳」
09「塩見岳と仙塩尾根」
10農鳥岳から見た塩見岳。右奥が荒川三山」
11「大門沢小屋の夜明け。富士山」