武能岳西尾根(撤退)
個人山行 sue
【日 時】 2023年3月21日
【メンバー】 solo
【天 候】 晴れ
【山 域】 谷川連峰
【記 録】 土樽ゲート7:30 - 蓬峠登山口7:45 – 尾根取付き9:25 –
スキーデポ地点(1620m)11:50 – 引き返し地点12:05 - スキーデポ地点
12:20~12:40 – 蓬沢13:10~13:25 - 土樽ゲート14:15
単独で行くときは直前に行き先を決めることが多い。
21日は天気が良さそうだし休日でどこも人が多そうなので少なそうな武能岳に行くことにした。
土樽のゲートから蓬峠に至る道を延々と歩き、蓬新道が蓬沢から尾根に移るあたりで対岸の武能岳西尾根に取付く。
下部は広くて気持ちのいいブナ林だが、尾根はしだいに狭く急になった。おまけにシールにべったりと雪が付くようになって、特に急なところでは2度ほどスキーをかついだ。
1620m付近からは狭い雪稜になったのでスキーを置いてツボ足で進んで行くと、雪稜の先は主稜線に出るまでが急な岩稜となっていた。主稜線を歩く登山者がはっきり見えるところまで来ているが、スキー靴では無理そうなので武能岳登頂をあきらめ撤退する。
デポ地点まで戻り、気を取り直してスキーでブナ林の中の沢筋に下りた。
しかし、ここにはクラストした雪の上に3日前に降った雪がもちもち状態で10㎝ほど積もっていて、スキーがうまく操作できない。苦行のようなスキーの末やっとのことで蓬沢まで降りた。
今回の武能岳は谷川連峰の中では低い山なので甘く見てしまった。はじめてのルートはよく調べてから行くべきです。
「山低きがゆえに侮ることなかれ」、でした。
この先で夏道を離れ右側の尾根に取付く
はじめは気持ちのいいブナ林
登るにつれ展望が広がる
山は雪崩の季節
スキーデポ地点(1620m)から武能岳
一ノ倉岳(左)と茂倉岳(右)
中央が万太郎山、左にエビス大黒の頭、仙ノ倉山、平標山
蓬峠と七ツ小屋山 後ろは巻機山から朝日岳の稜線